AKEBONO 販売者基準

生産者・作り手の皆さまへ

本ページは、AKEBONOへの掲載をご検討いただく皆さまに向けて、 AKEBONOが大切にしている考え方と、掲載前に確認させていただく主な内容をまとめたものです。

掲載にあたっての確認方針

掲載にあたっての確認は、生産者さまを一方的に評価するためだけのものではありません。 皆さまの取り組みを、購入者に正しく、魅力的に届けるために行うものです。

すべての項目を最初から完全に満たしていることだけを求めるものではありません。 現在の取り組みや、これから大切にしていきたいことも含めて、 AKEBONOの方針に沿いながら、伝え方を一緒に考えていきます。

目次

  1. はじめに
  2. AKEBONOが大切にしていること
  3. 掲載にあたって共通して確認させていただくこと
  4. 掲載までの基本的な流れ
  5. 農業分野で大切にしていること
  6. 畜産分野で大切にしていること
  7. 加工食品・飲料分野で大切にしていること
  8. ものづくり・循環型プロダクト分野で大切にしていること
  9. ご共有いただきたい情報の例
  10. 最後に
  11. 参考情報

1. はじめに

AKEBONOは、商品そのものの魅力に加えて、その背景にある生産者・作り手の姿勢、 地域との関わり、環境への配慮、次の世代へ残していきたい価値を大切にしています。

掲載にあたっては、商品の品質や安全性はもちろん、どのような考えで生産・製造されているのか、 どのような想いを購入者に届けられるのかを審査させていただきます。

本ページでは、全分野に共通して大切にしている考え方に加え、現時点で扱いのある分野について、 掲載前に審査させていただく主な内容を整理しています。

2. AKEBONOが大切にしていること

大切にしていること 内容
作り手の姿勢が伝わること なぜその商品を作っているのか、どのような想いで続けているのかを大切にします。
環境や地域に配慮していること 土、水、資源、生き物、地域の暮らしに対して、できる限り負荷を減らす姿勢を大切にします。
購入者に誠実に説明できること 原材料、生産方法、栽培方法、飼育方法、価格の理由などを、誇張せず、事実に基づいて伝えることを大切にします。
安心して届けられる品質であること 安全性、衛生管理、表示、梱包、配送体制など、購入者が安心して受け取れる状態を大切にします。
次の世代へ残したい価値があること 一時的な流行や安さだけではなく、長く応援され、未来へつながる商品であることを大切にします。

AKEBONOでは、作り手の姿勢や背景が購入理由となり、継続的な応援につながる商品を大切にしています。

3. 掲載にあたって共通して確認させていただくこと

分野に関わらず、掲載前には次の内容を確認させていただきます。 これは掲載可否を判断するためだけではなく、商品ページやご案内文の中で、 皆さまの取り組みを正しく伝えるための確認でもあります。

確認項目 確認させていただく内容
商品の背景 なぜその商品を作っているのか、どのような想いや目的があるか。
生産・製造方法 どのような方法で作られているか。日々の管理や工夫があるか。
原材料・素材 何を使い、どこから来ているか。由来を説明できるか。
環境への配慮 資源、土、水、廃棄、包装、配送などへの配慮があるか。
安全性・衛生管理 食品として、または商品として安心して届けられる状態か。
表示・表現 「有機」「無添加」「健康によい」などの表現が事実に基づき、誤解を招かないか。
品質・配送 購入者に良い状態で届けられる品質と配送体制があるか。
情報提供 商品ページ作成に必要な情報や写真を共有できるか。

3.1 表現についての考え方

AKEBONOでは、生産者さまの取り組みをできる限り丁寧に伝えたいと考えています。 一方で、商品ページ上の表現は、購入者に誤解を与えないよう、事実に基づいて整理する必要があります。

  • 認証や検査結果がある場合は、その内容を確認させていただきます。
  • 認証がない場合でも、実際の取り組みを事実ベースで表現できるよう一緒に整理します。
  • 健康効果や効能を強くうたう表現は、法令上の確認が必要になるため慎重に扱います。
  • 分からない点や未整理の点がある場合も、掲載前に一緒に確認します。

4. 掲載までの基本的な流れ

  1. 掲載希望内容のご入力・ご共有
  2. AKEBONO側で内容を確認
  3. 必要に応じて追加質問・資料確認
  4. 商品ページに掲載する表現・写真・配送条件などを整理
  5. 掲載方針に沿って掲載可否を確認
  6. 掲載準備・販売開始

確認内容に不足がある場合や、表示・配送・写真などの整理が必要な場合は、 すぐに掲載不可とするのではなく、追加確認や修正のご相談をさせていただく場合があります。

5. 農業分野で大切にしていること

農産物は、AKEBONOの根幹となる分野です。私たちは、野菜や果物そのものだけでなく、 その作物が育った土、生産者の考え、栽培方法、地域環境との関わりを大切にしています。

有機JASや特別栽培などの認証は、信頼性を高める大切な要素として確認します。 一方で、認証の有無だけで判断するのではなく、日々の栽培管理、土づくり、環境への配慮、 購入者に対する説明の誠実さを総合的に見させていただきます。

5.1 農業分野で確認させていただく主な項目

確認項目 確認させていただく内容
栽培への考え方 どのような想いで農業をしているか、どのような栽培方法を選んでいるか、その理由、作物づくりで大切にしていること。
土づくりへの取り組み 堆肥、緑肥、草生栽培、輪作、土壌分析、連作障害や地力低下への対策、土の観察や記録。
農薬・肥料の使用方針 農薬・化学肥料の使用有無、使用する場合の目的・回数・時期、有機肥料や地域資源の活用、使用記録、削減に向けた工夫。
環境・地域への配慮 水や土への負荷を減らす取り組み、生き物や周辺環境への配慮、地域資源の活用、廃棄削減、包装・梱包での配慮。
品質・鮮度・配送 収穫から発送までの流れ、発送可能日、常温・冷蔵・冷凍の判断、鮮度保持、季節や天候による変動、欠品時の対応。
表示・言葉の使い方 「有機」「オーガニック」「農薬不使用」などの表現の根拠、産地・品目・保存方法、健康効果を強くうたっていないか。

5.2 栽培への考え方

AKEBONOでは、栽培方法の名称だけでなく、生産者さまがなぜその方法を選び、 どのように作物と向き合っているかを大切にしています。

  • 栽培方法を選んだ背景
  • 作物づくりで大切にしていること
  • 収量や効率だけではなく、土や環境への考え方
  • 日々の観察・記録・改善の取り組み
  • 購入者に伝えたい農業への想い

5.3 土づくりへの取り組み

AKEBONOでは、土を単なる生産の場ではなく、次の世代へ引き継ぐ大切な資源と考えています。 土づくりや土壌管理について、日々取り組まれていることを確認させていただきます。

  • 土づくりで大切にしている考え方
  • 堆肥・緑肥・輪作・草生栽培・カバークロップなどの取り組み
  • 土壌分析や観察記録の有無
  • 連作障害や土壌劣化を防ぐための工夫
  • 土の状態を改善していくための今後の取り組み

5.4 農薬・肥料の使用方針

農薬や肥料については、使用の有無だけで判断するのではなく、なぜ使用しているのか、 どのように管理しているのか、環境負荷を減らすためにどのような工夫をしているのかを確認させていただきます。

  • 農薬・化学肥料の使用有無と使用理由
  • 使用している場合の回数・時期・目的
  • 有機肥料・堆肥・地域資源の活用
  • 使用記録や栽培記録の有無
  • 病害虫対策を農薬だけに頼らない工夫

※ 有機JAS、特別栽培などの制度に関わる表現は、法令やガイドラインに沿って確認します。 認証がない場合でも、事実に基づいた表現を一緒に整理します。

5.5 環境・地域への配慮

農産物が育つ環境は、地域の土、水、生き物、景観ともつながっています。 AKEBONOでは、生産の背景にある地域環境への配慮も大切にしています。

  • 水や土への負荷を減らす取り組み
  • 生物多様性や周辺環境への配慮
  • 地域資源の活用
  • 廃棄を減らす工夫
  • 包装・配送時の環境負荷への配慮

5.6 品質・鮮度・配送

農産物は天候や収穫状況によって、品質や数量が変動することがあります。 AKEBONOでは、その自然な変動も含めて、購入者に誠実に伝えられることを大切にしています。

  • 収穫から発送までの流れ
  • 発送可能な曜日やリードタイム
  • 常温・冷蔵・冷凍などの配送方法
  • 傷みやすい時期の対応
  • 欠品や天候不良時の対応
  • サイズ・形・傷などのばらつきがある場合の説明

5.7 表示・言葉の使い方

商品ページでは、生産者さまの取り組みをできる限り正しく伝えるため、 栽培方法や認証に関する表現を一緒に確認させていただきます。 特に「有機」「オーガニック」などの表現は、法令に沿って慎重に整理します。

  • 「有機」「オーガニック」の使用可否
  • 「農薬不使用」「化学肥料不使用」などの表現の根拠
  • 品目・産地・保存方法の正確な表示
  • 健康効果や効能を強くうたう表現の確認
  • 購入者に誤解を与えない説明文の作成

5.8 農業分野のまとめ

AKEBONOでは、農産物を単なる食材としてではなく、土づくり、生産者の姿勢、 地域環境、食べる人への誠実さが重なったものとして捉えています。 認証や栽培方法の名称だけでなく、日々の取り組みや考え方を丁寧に伺い、 購入者に正しく伝えられる形で掲載を検討します。

6. 畜産分野で大切にしていること

畜産物は、食品としての品質だけでなく、動物の命、飼育環境、飼料、衛生管理、 地域環境への影響が深く関わる分野です。

AKEBONOでは、畜産物について、どのような環境で育てられ、どのような考えで管理され、 どのように安全な食品として届けられるのかを大切にしています。

6.1 畜産分野で確認させていただく主な項目

確認項目 確認させていただく内容
飼育への考え方 畜産を行ううえで大切にしている考え、飼育方法を選んだ理由、動物の健康や生活環境への向き合い方。
飼育環境・アニマルウェルフェア 飼育スペース、畜舎環境、換気・採光・温度管理、放牧・平飼い・運動場の有無、ストレスや怪我を減らす工夫。
飼料・水・薬剤の管理 主な飼料の内容と産地、国産飼料や地域資源の活用、遺伝子組換え飼料の使用有無、水の管理、薬剤使用方針。
衛生管理・食品安全 畜舎清掃、糞尿処理、病気予防、獣医師との連携、と畜・処理・加工・包装の流れ、許可・届出、温度管理。
環境・地域への配慮 糞尿処理、堆肥化、地域循環、臭気や水質への配慮、放牧地や草地の管理、地域との関係性。
表示・トレーサビリティ 生産者名、農場名、主たる飼養地、原産地、処理・加工の流れ、飼育方法や訴求表現の根拠。
品質・配送 味や品質の特徴、価格の理由、冷蔵・冷凍の配送方法、梱包、温度管理、賞味期限・消費期限、品質不良時の対応。

6.2 飼育への考え方

AKEBONOでは、商品としての品質だけでなく、生産者さまが動物の健康や暮らす環境に どのように向き合っているかを大切にしています。

  • 畜産を行ううえで大切にしている考え
  • 飼育方法を選んだ背景
  • 動物の健康や生活環境への配慮
  • 購入者に伝えたい飼育背景
  • AKEBONOで販売したい理由

6.3 飼育環境・アニマルウェルフェア

飼育方法の名称だけでなく、実際に動物が健康に過ごせる環境が整えられているかを確認させていただきます。 平飼い・放牧などの取り組みがある場合は、その内容や管理方法についても伺います。

  • 飼育スペースや畜舎環境
  • 換気・採光・温度管理
  • 放牧・平飼い・運動場などの有無
  • ストレスや怪我を減らす工夫
  • 日々の健康観察と弱った個体への対応

6.4 飼料・水・薬剤の管理

飼料や薬剤については、使用の有無だけで判断するのではなく、 動物の健康を守るためにどのように管理されているかを確認させていただきます。 必要な治療を適切に行い、食品としての安全性を確保していることを大切にします。

  • 主な飼料の内容と産地
  • 国産飼料や地域資源の活用
  • 遺伝子組換え飼料の使用有無
  • 水の管理方法
  • 抗生物質・ワクチン・薬剤の使用方針
  • 薬剤使用時の記録や休薬期間の管理

6.5 衛生管理・食品安全

畜産物は、食品として安全に届けるための衛生管理が特に重要です。 飼育から処理・加工・包装・配送までの流れについて、必要な範囲で確認させていただきます。

  • 畜舎や飼育場所の清掃管理
  • 糞尿処理と害虫・害獣対策
  • 病気の予防や健康観察
  • 獣医師との連携
  • と畜・処理・加工・包装の流れ
  • 必要な許可・届出の確認
  • 賞味期限・消費期限の設定

6.6 環境・地域への配慮

畜産は、地域の環境や暮らしとも深く関わる分野です。 AKEBONOでは、糞尿処理、堆肥化、地域資源の活用、臭気や水質への配慮など、 地域環境との関係性も大切にしています。

  • 糞尿処理の方法
  • 堆肥化や地域循環の取り組み
  • 臭気や水質への配慮
  • 飼料や資材の無駄を減らす工夫
  • 放牧地や草地の管理
  • 地域との関係性

6.7 表示・トレーサビリティ

購入者に安心して選んでいただくため、飼育方法や産地、処理・加工の流れなどを、 できる限り正確に伝えられることを大切にしています。 商品ページで使用する表現については、事実に基づいて一緒に確認させていただきます。

  • 生産者名・農場名・主たる飼養地
  • 原産地や内容量、保存方法
  • と畜・処理・加工の流れ
  • 「平飼い」「放牧」「グラスフェッド」などの根拠
  • 「抗生物質不使用」などの表現の根拠
  • 健康効果や効能を強くうたう表現の確認

6.8 品質・配送

畜産物は、温度管理や配送状態が品質に大きく関わります。 AKEBONOでは、購入者に良い状態でお届けできるよう、 配送方法や梱包、賞味期限・消費期限について確認させていただきます。

  • 冷蔵・冷凍などの配送方法
  • 梱包方法と温度管理
  • 賞味期限・消費期限
  • 解凍方法や保存方法の説明
  • 品質不良時の対応
  • 高価格の場合、その理由が説明できるか

6.9 畜産分野のまとめ

AKEBONOでは、畜産物を、命への向き合い方、飼育環境、飼料、衛生管理、 地域環境への配慮が重なったものとして捉えています。 生産者さまの日々の取り組みを丁寧に伺い、購入者に安心して選んでいただける形で掲載を検討します。

7. 加工食品・飲料分野で大切にしていること

加工食品・飲料は、原材料の選び方、製造工程、保存方法、表示内容が、 商品の品質と安全性に大きく関わる分野です。

AKEBONOでは、味や見た目の魅力だけでなく、どのような原材料を使い、 どのような考えで加工し、購入者にどこまで誠実に説明できるかを大切にしています。

7.1 加工食品・飲料分野で確認させていただく主な項目

確認項目 確認させていただく内容
原材料への考え方 主な原材料の内容、産地や仕入れ先、選んでいる理由、農産物や地域資源とのつながり。
製造・加工方法 どのような工程で作られているか、手作業と機械作業の範囲、製造時に大切にしている工夫。
添加物・保存料・調味への考え方 添加物、保存料、砂糖、塩、油、香料などの使用有無、使用する場合の目的と説明できる根拠。
衛生管理・食品安全 製造場所の衛生管理、許可・届出、温度管理、ロット管理、アレルギーや異物混入への対策。
環境・地域への配慮 規格外品や地域資源の活用、食品ロス削減、容器・包装、製造時の廃棄や水・エネルギーへの配慮。
表示・言葉の使い方 原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、アレルギー表示、「無添加」「有機」などの表現の根拠。
品質・保存・配送 賞味期限の設定、保存方法、常温・冷蔵・冷凍の判断、梱包、配送時の品質維持、不良時の対応。

7.2 原材料への考え方

加工食品・飲料では、何を原材料として使っているかが商品の価値や安心感につながります。 AKEBONOでは、原材料の由来や選定理由を確認させていただきます。

  • 主な原材料とその産地・仕入れ先
  • 自社栽培・契約農家・地域資源などとの関係
  • 原材料を選んでいる理由
  • 規格外品や未利用資源を活用している場合の内容
  • 購入者に伝えたい原材料の背景

7.3 製造・加工方法

加工の方法は、味や品質だけでなく、商品の背景を伝えるうえでも大切な要素です。 どのような工程で作られているか、無理なく説明できる範囲で確認させていただきます。

  • 製造・加工の主な工程
  • 手作業と機械作業の範囲
  • 製造時に大切にしている工夫
  • 加工を外部に委託している場合の委託先・管理方法
  • 製造量や販売可能数の目安

7.4 添加物・保存料・調味への考え方

添加物や保存料、砂糖・塩・油などについては、使用の有無だけで判断するのではなく、 なぜ使用しているのか、購入者に誠実に説明できるかを大切にします。

  • 添加物・保存料・香料・着色料などの使用有無
  • 砂糖・塩・油・アルコールなどの使用方針
  • 使用している場合の目的と必要性
  • できる限りシンプルな原材料にするための工夫
  • 「無添加」などの表現を使う場合の根拠

7.5 衛生管理・食品安全

加工食品・飲料は、食品として安全に届けるための衛生管理が特に重要です。 製造場所や管理体制、必要な許可・届出などを確認させていただきます。

  • 製造場所の衛生管理
  • 食品製造に必要な許可・届出の有無
  • 温度管理・保管管理
  • ロット管理や製造記録
  • アレルギー表示や混入防止の考え方
  • 異物混入や品質不良が発生した場合の対応

7.6 表示・言葉の使い方

商品ページやラベルでは、購入者に誤解を与えないよう、 食品表示や訴求表現を事実に基づいて整理します。 特に「有機」「無添加」「健康によい」などの表現は慎重に確認します。

  • 原材料名・内容量・保存方法・賞味期限の表示
  • アレルギー表示の確認
  • 「有機」「オーガニック」「無添加」などの表現の根拠
  • 健康効果や効能を強くうたう表現の確認
  • 購入者に分かりやすい注意書きや食べ方の説明

7.7 品質・保存・配送

加工食品・飲料は、保存方法や配送状態によって品質が変わる場合があります。 購入者に良い状態で届けるため、賞味期限や配送方法を確認させていただきます。

  • 賞味期限・消費期限の設定方法
  • 常温・冷蔵・冷凍などの保存方法
  • 配送時の温度帯と梱包方法
  • 開封後の保存方法や注意点
  • 割れ・漏れ・品質不良時の対応

7.8 加工食品・飲料分野のまとめ

AKEBONOでは、加工食品・飲料を、原材料の背景、作り手の姿勢、衛生管理、 表示の誠実さが重なったものとして捉えています。 おいしさだけでなく、なぜその商品を届けたいのかが購入者に伝わる形で掲載を検討します。

8. ものづくり・循環型プロダクト分野で大切にしていること

ものづくり・循環型プロダクトは、食品以外の暮らしに関わる商品として、 素材の背景、作り手の技術、長く使える品質、環境への配慮が大切になる分野です。

AKEBONOでは、単に見た目がよい商品ではなく、素材や制作工程に理由があり、 購入者がその背景を理解して選べる商品を大切にしています。

8.1 ものづくり分野で確認させていただく主な項目

確認項目 確認させていただく内容
ものづくりへの考え方 なぜその商品を作っているのか、作り手として大切にしている姿勢、商品を通じて届けたい価値。
素材・資源の背景 使用素材の内容、産地・由来、端材・未利用資源・地域資源・天然素材などの活用状況。
製造工程・品質管理 制作工程、手仕事と外部委託の範囲、耐久性、検品方法、個体差の伝え方。
環境負荷・循環性への配慮 廃棄削減、アップサイクル、修理・再利用、包装資材、配送時の環境負荷への配慮。
安全性・使いやすさ 使用上の注意、対象年齢、肌に触れる素材の配慮、破損・事故を防ぐための確認。
表示・言葉の使い方 素材名、製法、産地、手仕事、伝統技術、アップサイクル等の表現が事実に基づいているか。
梱包・配送・アフター対応 破損を防ぐ梱包、配送方法、納期、返品・交換、修理相談や長く使うための案内。

8.2 ものづくりへの考え方

AKEBONOでは、商品そのものの完成度だけでなく、なぜその商品を作り続けているのか、 どのような価値を購入者に届けたいのかを大切にしています。

  • 商品を作り始めた背景
  • 作り手として大切にしている考え
  • 大量生産ではなく、その商品だからこそ伝えられる価値
  • 地域や文化、暮らしとの関わり
  • 購入者にどのように使ってほしいか

8.3 素材・資源の背景

素材は、ものづくりの価値を支える重要な要素です。 天然素材、地域資源、端材、未利用資源などを使う場合は、 その由来や選んでいる理由を確認させていただきます。

  • 使用している主な素材とその由来
  • 素材の産地・仕入れ先・調達方法
  • 端材・未利用資源・廃棄予定素材の活用状況
  • 天然素材や地域資源を選ぶ理由
  • 素材の個体差や経年変化の伝え方

8.4 製造工程・品質管理

手仕事や小ロットの商品は、一点ごとの違いも魅力になります。 一方で、購入者が安心して使えるよう、制作工程や品質管理を確認させていただきます。

  • 制作工程の流れ
  • 手作業と機械作業の範囲
  • 外部委託がある場合の管理方法
  • 検品方法と品質基準
  • サイズ・色・形などの個体差の伝え方
  • 耐久性や使用期間の目安

8.5 環境負荷・循環性への配慮

循環型プロダクトでは、素材を使い切ること、長く使えること、廃棄を減らすことが大切です。 AKEBONOでは、環境負荷を減らすための実際の取り組みを確認します。

  • 端材や未利用資源を活かす工夫
  • 廃棄を減らす制作方法
  • 修理・再利用・リメイクなど長く使うための考え方
  • 包装資材や梱包での配慮
  • 制作・配送における環境負荷を減らす取り組み

8.6 安全性・使いやすさ

食品以外の商品でも、購入者が安心して使えることは重要です。 用途や使用環境に応じて、素材の安全性や注意点を確認させていただきます。

  • 肌に触れる素材や塗料の確認
  • 子ども・ペット・食品接触など、使用対象に応じた注意点
  • 破損や怪我を防ぐための設計・検品
  • 使用上の注意やお手入れ方法
  • 品質不良や破損があった場合の対応

8.7 表示・言葉の使い方

商品ページでは、素材や製法、環境配慮の表現が購入理由になります。 そのため、事実に基づき、誤解を招かない表現に整理します。

  • 素材名・サイズ・原産地・製造地の表示
  • 「天然素材」「手作り」「伝統技術」などの表現の根拠
  • 「アップサイクル」「サステナブル」などの表現の根拠
  • 個体差や経年変化の説明
  • 過度に効果を断定する表現の確認

8.8 梱包・配送・アフター対応

ものづくりの商品は、形や素材によって破損しやすさや配送方法が異なります。 購入者に良い状態で届けるため、梱包や配送、アフター対応を確認させていただきます。

  • 破損を防ぐ梱包方法
  • 配送方法と発送までの目安
  • 受注制作の場合の納期
  • 返品・交換が必要になった場合の対応
  • 修理やお手入れ相談の可否

8.9 ものづくり・循環型プロダクト分野のまとめ

AKEBONOでは、ものづくり・循環型プロダクトを、素材の背景、作り手の技術、 長く使える品質、環境への配慮が重なったものとして捉えています。 商品の見た目だけでなく、作られた理由や素材の物語まで伝えられる形で掲載を検討します。

9. ご共有いただきたい情報の例

掲載前の確認や商品ページ作成のため、可能な範囲で以下の情報をご共有いただきます。 すべてが最初から揃っていない場合も、必要に応じて追加で確認させていただきます。

区分 ご共有いただきたい情報の例
共通 生産者名・事業者名、所在地、連絡先、商品名、販売希望商品、商品写真、販売可能数、発送方法、価格の目安。
農業分野 栽培方法、農薬・肥料の使用方針、栽培記録、土づくりの取り組み、認証・検査結果、収穫・発送時期。
畜産分野 飼育方法、飼育環境、飼料内容、薬剤使用方針、衛生管理、処理・加工・包装の流れ、冷蔵・冷凍配送体制。
加工食品・飲料分野 原材料、製造・加工方法、添加物・保存料の使用方針、許可・届出、アレルギー表示、賞味期限、保存・配送方法。
ものづくり・循環型プロダクト分野 素材の由来、制作工程、品質管理、環境配慮の内容、使用上の注意、サイズ・個体差、梱包・配送・修理対応。
表示・表現 使用したい表現、認証の有無、根拠資料、注意書き、保存方法、賞味期限・消費期限。

10. 最後に

掲載にあたっては、必要な情報を確認させていただいたうえで、 AKEBONOの掲載方針に沿って総合的に判断いたします。 確認内容は、生産者・作り手の皆さまを評価するためだけのものではなく、 皆さまの取り組みを購入者に正しく、魅力的に届けるためのものです。

ご不明点や、まだ整理できていない内容がある場合も、まずはお気軽にご相談ください。 AKEBONOでは、皆さまと一緒に、商品だけでなく、その背景にある想いや価値を届けていきたいと考えています。

11. 参考情報

以下は、AKEBONOが掲載内容や表現を確認する際に参考にする主な制度・公的情報です。 実際の掲載表現は、商品内容や販売方法に応じて個別に確認します。

  • 農林水産省「有機食品の検査認証制度」: 有機JASマークがない農産物・畜産物・加工食品に「有機」「オーガニック」などの表示を付すことは法律で禁止されています。
    農林水産省のページを確認する
  • 農林水産省「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」: 地域の慣行レベルに比べて、節減対象農薬の使用回数と化学肥料の窒素成分量がいずれも50%以下であることなどが示されています。
    農林水産省のページを確認する
  • 農林水産省「アニマルウェルフェアについて」: 畜種ごとの飼養管理等に関する技術的な指針などが公表されています。
    農林水産省のページを確認する
  • 消費者庁「食品表示」: 食品表示法、期限表示、アレルギー表示、原料原産地表示など、食品表示制度に関する情報が整理されています。
    消費者庁のページを確認する